ただ気持ちを伝えるだけでいい
ずっと、自分の気持ちを人に話してはいけないと思ってた。
母とうまくいかなくて、そんな母がわたしにいつも自分の気持ちをぶつけてきた。
それを受けて、わたしは自分がとても悪い子だと感じ
すごく嫌な気持ちだった。
だから自分の気持ちを相手に伝えるというのは、相手に嫌な思いをさせ、
してはいけないことだと思ってしまったんだな。
でも本当はその時、その嫌だった気持ち、自分が悪者になったと感じた
気持ちをそのまま母に伝えればよかったんだ。
今頃気づいた。
母に嫌な思いをさせた自分に嫌悪感を感じ、感じることも伝えることも
封印してしまっていた。
そして本当は悲しかったのに、悲しみを怒りでしか表せないようになっていた。
自分の気持ちを伝えてもいいんだと思えたら、ちょっと勇気が出て
本当は嫌だと思っていることがある、ということを彼に伝えられた。
相手によくなってもらおうとか、直してもらおうとか、怒りをぶつけるとかではなく
ただ伝えられた。
素直に気持ちを伝えただけなのに、なぜかいつもよりちゃんと話を聞いてくれた。
絶対けんかになるか、相手にされないか、だったのに。
言葉の使い方も感情の表し方も間違っていたのかもしれない。
わかってくれない!って思ってたけど、ちゃんと伝えられていなかっただけなんだな。
やっぱり言葉って大事だ。素直さも。